世界中からの観光客が集まるワイキキビーチ目の前にあるホテル、「ハイアット リージェンシー ワイキキ ビーチ リゾート アンド スパ」1階に純和風のアイテムがそろうショップ「ハイ・ハラ・サン」がオープン。
店内には、1986年京都の銀閣寺、大文字山の麓で開業した「京都舞衣夢」の個性的なアイテムが並びます。「京都舞衣夢」は、着物や浴衣、反物など、西陣の伝統的な和柄生地を現代風にアレンジしたアロハシャツをはじめ、帽子や小物といった遊び心や自由な発想を取り入れた商品がずらり。
日本の木で作られた、ハワイを代表する楽器ウクレレに描かれているのは、京都の伝統工芸「蒔絵」。ひとつひとつていねいに手描きされたウクレレはまさに芸術品。
日本情緒あふれる扇子や髪飾り、漆塗りのアイテムは、ハワイで暮らすロコをはじめ、旅行でハワイを訪れている欧米人に大人気。
「アロハシャツのルーツには諸説があるものの、19世紀の終わり頃、日本からハワイに移住した人たちが着古した着物をリサイクルして、暑いハワイの気候に合った洋服を作ったのが始まりとも言われています。私がデザインするアロハシャツは、そんなアロハシャツの由来に近いものかもしれませんね。ぜひお手に取って着心地をお試しになってください」と、デザイナー兼オーナーの村野さん。
古き良き日本の伝統を伝承しつつ、今のものを取り入れた美しいアイテムがそろうショップにぜひ出かけてみてくださいね。